Ruby on Railsの開発を行うための準備はできましたか?
- Macなら「ターミナル」
- Windowsなら「コマンドプロンプト」
を開き
$ rails new アプリケーション名
データベースの postgresql を使う場合は
$ rails new アプリケーション名 -d postgresql
と入力して実行すれば
- アプリケーション名のフォルダ
- 開発に必要なフォルダやファイル
が自動作成されます。
サーバーの起動は
$ rails s -b IPアドレス
と入力して実行。
これで、Ruby on Railsを使う準備はOKでしたね。
準備はできたけど、何をしていいかわからないという人のために、今回は、簡易的な投稿ができるアプリを作ってみましょう。
目次
コントローラーを作ってみよう
まずは、「コントローラー」を作成します。
Ruby on Railsは、決まったコマンドを入力すれば、必要なプログラムを自動で生成してくれます。
コントローラーを作成する場合は
rails g controller 好きなコントローラー名(複数形) アクション名
と入力して実行します。
「rails g」の部分は、「rails generate 」と記述することも可能ですが、
通常はボクの講義では省略形式で入力しております。
Rails コントローラー名の付け方
コントローラー名は、好きな単語でいいのですが、Ruby on Railsには
命名規約
というものが存在しています。
規約にのっとって作成することで、効率的に(爆速)開発できるような仕組みになっています。
コントローラー名は
単語の語尾に「s」を付けた複数形にするのが決まり
です。
複数の単語を使ったコントローラ名の付け方
いくつかの単語を繋げてコントローラー名にしたい場合は
- キャメルケース
- スネークケース
にするという命名規約があります。
キャメルケースとは、2つ目以降の単語の先頭を大文字にする形式、
スネークケースとは、単語をアンダーバーで繋ぐ形式です。
例えば「ruby on rails」というコントローラー名にしたい場合
- キャメルケースなら、rubyOnRails
- スネークケースなら、ruby_on_rails
といった具合です。
投稿するためのpostsコントローラを作成しよう
Macなら「ターミナル」、Windowsなら「コマンドプロンプト」で
rails g controller posts
と、入力して実行すると、必要なファイルとフォルダが自動で生成されます。
投稿一覧ページを作成しよう
一覧ページを作成したい場合は、コントローラー名の後に、
アクション名この場合は index を使っています。
rails g controller posts index
と入力して実行してみると、必要なファイルとフォルダが自動で生成されます。
create app/controllers/posts_controller.rb
route get "posts/index" => "posts#index"
invoke erb
create app/views/posts
中略
投稿一覧のビューを作成しよう
自動生成されたフォルダを開いてみましょう。
app→views→posts→index.html.erb
を開き、表示したいテキストをHTMLで作成し
app→assets→stylesheets→posts.scss
を開いて、CSSを適用します。
Webブラウザで、localhost:3000/posts/indexにアクセスし、投稿一覧ページが表示されていればOKです。
Ruby on Railsで、コントローラーと投稿ページの簡易アプリを作ってみる超初心者向けまとめ
Ruby on Railsは、規約通りに特定のコマンドを使用することで、スピーディにアプリ開発ができるフレームワークです。
文章で読むと難しく感じますが、実際に入力し手を動かすことで、少しづつ理解できると思います。
まずは、コントローラーを覚えて、簡単な投稿画面を作成してみてくださいね。
Railsのコントローラー作成で使うコマンドは
$ rails g contller コントローラー名複数形 アクション名
これを覚えておきましょう。