「稼げる」副業としても人気のプログラミング。
しかし「稼げる」と聞く一方・・・
- プログラミングでなかなか仕事が取れない
- 思っていたよりプログラミングで稼げなくてやめた
という声も聞きます。
「実際、プログラミングって本当に稼げるの?」
と疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
結論をいうと、稼げます。
ただ、最初からガッツリ稼げるのは、実務経験のある現役エンジニアくらいで、プログラミング初心者では難しいです。
それでも3ヶ月みっちり勉強して、自分でWebサイトが作れるようになれば、月5万円程度を稼ぐことは可能。
プログラミング1本で生計を立てることができるくらい稼ぎたい
という場合は、ただプログラミングだけやっていても、稼ぐことはできません。
- プログラミングで稼ぐ人と稼げない人は何が違うのでしょうか
- プログラミング以外に必要なスキルがある?
- プログラミングで稼げるようになるためにはどうしたらいいのでしょうか
このようなことについてお話したいと思います。
目次
プログラミングで稼げない人の特徴
プログラミングを同じように学んでも、稼げる人と稼げない人が出てくるのはなぜでしょうか。
自分でプログラミングの仕事が取れないから稼げない
プログラミング初心者が、最初からガッツリ稼ぐことは難しいです。
なぜなら、多くの人は仕事をするために「クラウドソーシングサイト」を利用することになるかと思いますが、プログラミング初心者が、まずぶち当たる壁。
「仕事が取れない!」
なぜ、仕事が取れないかというと・・・
- 実績がないから
- 営業スキルがないから
なんです。
なぜ営業スキルが必要なの?
なぜ、クラウドソーシングで仕事を勝ち取るために、営業スキルが必要なのでしょうか?
最近は、フリーランスという働き方が注目されたり、副業が解禁されるなどして、プログラミングを勉強する人も増え、1つの案件に対して
応募人数が多い=ライバルが多い
状態になっている。
ライバルも多いうえ、特に実績のない初心者の場合は、依頼主から避けられる傾向にあるため、最初の仕事を獲得するのが難しい。
そのため
応募する際に依頼主に送る「提案書」で自分をうまくアピールする必要があるから
「営業スキル」が必要になってくる。
また、独立して自分で技術やサービスを売りたいと考えている場合は、マーケティングスキルも必要。
プログラミングの報酬が低い依頼を受けるから稼げない
クラウドソーシングサイトを覗いてみると気づくかと思いますが、初心者でも挑戦しやすい
- Web制作
- コーディング
は、案件に対する応募者が非常に多いため、価格競争になりがちです。
人件費を抑えたいという理由でクラウドソーシングを利用する依頼主と、安くても請け負うクラウドワーカーもいるため、単価の低い案件も多いのです。
実績を積むために敢えてライバルの少ない報酬の低い案件を請け負うこともありますが、労働力に見合っていない報酬で疲弊してやめていく人も多くいます。
プログラミング言語の選び方で稼げない
プログラミング言語はマイナーなものを含めたら200種類以上あり、習得した言語によって学習の難易度も、できることも違います。
- 需要の低い言語・・・そもそも案件が少ないので稼げない
- 難易度の低い言語・・・案件は多いがライバルも多い
- 難易度の高い言語・・・ライバルが少なく報酬も高い
扱うプログラミング言語、作成するものによって収入に大きな差が出るというわけです。
だからといって、プログラミング初心者が、稼ぎたいからと難しい言語を勉強しても、確実に挫折するでしょう。
初心者にオススメの言語は?
プログラミング初心者でも、挫折しづらく最短で稼げるようになる言語がこの3つ。
- HTML
- CSS
- PHP
- Ruby
これらを習得すると、ホームページ作成ソフト「Wordpress」を使いこなせるようになるため
- コーディング(もらったデザインをHTML・CSSに当てはめる作業)
- Webページの作成
- LP(ランディングページ)の作成
といった案件を狙うことができます。
プログラミングで稼げない人がするべき3つの行動
1:プログラミングの実績を積む
多くの人は「クラウドソーシング」で仕事をしようと考えているかと思いますが、初心者がまずつまずくのが
応募しても仕事が取れないということ
プログラミング初心者だと
- 実績がない
- 実績がないから仕事を取れない
- 仕事を取れないから実績が増えない
の負のループに陥ってしまいやすい。
実績がありさえすれば、仕事の受注率もUPしていくので、まずは「実績を積む」ことが最優先。
初心者が、仕事を獲得するコツは
- 応募する際に送る「提案文」の書き方に気を付けること
- 応募する案件に気をつけること
提案文の書き方のポイント
依頼主のニーズをくみ取り、安心して依頼してもらえるような文面を心がけましょう。
- どのようなスキルを持っているのか
- 自分が受注することによるメリット(付加価値)
- 具体的な納期など、トラブルなく対応しますという強い意志
をアピールします。
依頼主は同じ報酬を支払うなら「できる人」に依頼したいので「初心者ですが・・・」といった言葉は避けた方が無難です。
また、依頼主は忙しい中で多くの提案書を確認しなければならないため、依頼内容に直接関係のない学歴や職歴、スキルなどを長々と書くのは避けましょう。
案件の選び方のポイント
実績のない初心者の場合は、まずは「稼ぐこと」ではなく「実績を作ること」が最優先。
- なるべくライバルの少ない仕事に応募して
- とにかく数をこなして
- 実績を積む
最初は、仕事の流れにも慣れていないし、要領も悪いので、納期に余裕のある案件を選ぶのもコツです。
実績の代わりになるものでアピール
自分の作成物、成果をまとめた 「ポートフォリオ」
を用意しておくと、実績が少なくても、受注率UPに繋がります。
依頼主に信頼、安心感を与えるからです。
今は、動画学習サイトなども充実しているので「ポートフォリオ」についても独学で学ぶことができますよ。
どう頑張っても仕事が取れない場合
- 自信がなさすぎて応募すらできない
- 不採用が続いてもう応募する気にもならない
- でも、せっかく習得したプログラミングは続けたい
ということも、あるかもしれませんね。
そういう場合は
- プログラミングスクールで手早く実績を作って自信を獲得する
- 未経験可のIT企業に転職して、実務経験を積む
なんて方法もありますよ。
2:「稼げるない人」は行動→改善→継続していない
プログラミングで「稼げる人」と「稼げない人」の大きな違い。
- 行動したか
- 失敗から学べるか
- 継続できるか
この3つです。
稼げない人は「行動力」がない
- 「自分のスキルで案件をこなせるかな?」
- 「もう少し自信がついてから、応募しようかな?」
という姿勢では、いつまでたっても稼ぐことはできません。
今、プログラミングで稼いでいる人たちだって、最初はみんな失敗しているのです。
経験が少ないからこそ、たくさんの案件をこなすべき。
なぜなら、案件をこなして成功も失敗も経験していくことで、多くのことを学べるからです。
思い切って行動(仕事を受注)することが大切です。
稼げるない人は 「失敗」から学べない
失敗しない人なんていません。
行動を起こして、失敗しても
- 失敗の原因を考え
- すぐに改善して
- 諦めずに挑戦し続ける
ことが大切。
失敗を無駄にせず成長できる人が、稼げる人。
稼げない人は 「すぐあきらめる」
なかなか仕事を取れずに稼げない・・・と悩む人は、そもそも「応募数」「提案数」が少なかったりします。
100件も200件も応募して、やっと1件の仕事を獲得できた・・・なんてことも珍しくない世界なので
何度不採用になっても応募し続けることが大事
そして、獲得した仕事は丁寧にこなして、コツコツと実績を積み上げていくことが、先々の収入UPに繋がります。
「継続は力なり」です。
3:プログラミング動画学習でスキルアップ
プログラミングは、1度習得して終わりではありません。
技術は日々、進化し続けているので、スキルアップするためにも、勉強は欠かせません。
企業でも
- 向上心のない人
- 与えられた仕事しかこなせない人
は、リストラ対象者ですよね。
何を学ぶ?
より効率的に稼ぐため
- Ruby
- JavaScript
などの言語や、今後も安定して稼ぐために必要な
- ビジネススキル
- 営業スキル
- マーケティングスキル
などがオススメです。
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プログラミングは稼げない?まとめ
プログラミングは「稼げる」とよくききますが、初心者の場合は、最初から思うようには稼げないことの方が多いです。
なぜなら
- 実績が少なく、仕事を獲得するのに時間がかかる
- 実績を積むために、ライバルの少ない報酬の低い仕事をこなす必要もある
からです。
それでも案件をコツコツとこなしていくうちに
- 単価の相場がわかってくるので価格交渉できるようになる
- 実績が増えて仕事を獲得しやすくなる
- 作業の効率が上がり、仕事を多くこなせるようになる
ので、稼げるようになりますが、そこにたどりつくまでが大変でやめてしまう人が多いのも事実です。
また、安定して稼ぐためには
- よりよい仕事を獲得するために必要な営業スキル
- 自分の技術を売るために必要なマーケティングスキル
- 人脈
なども必要です。
ある程度稼げるようになるまでに時間がかかることを頭に入れて、コツコツと成果を積み重ねていけば、いずれフリーランスとして独立して稼ぐこともできますよ。