前回プログラミングで稼ぐなら、Webマーケティングのスキルもセットで取得するべきだという話をしました。
なぜ、あなたにWebマーケティングのスキルが必要なのかというと・・・
- あなたの技術を売るため
- あなたがプログラミングで稼ぐため
- あなたのビジネスチャンスを広げるため
売り方=マーケティングの方法を知る必要があるからです。
Webマーケティングの中でも、特に重要とされているのがコストパフォーマンスに優れる「ランディングページ」です。
ランディングページとは、普通のホームページのように複数のページで構成されているのではなく
- 1枚の独立した細長いページで構成されている
- 目的 (注文・問い合わせ、会員登録など) に導くことに特化してる
といった特長があります。
ランディングページは、外注すると料金も高く、納品まで時間もかかるので、自分で作るのがオススメ。
ランディングページなんて、難しくて絶対に無理!と思いますよね。
しかし、必要なのはこの2つだけ。
- 「HTML」「CSS」の言語スキル
- Web作成ツール「Bootstrap4」
プログラミングで稼ごうと考えている人なら「HTML」「CSS」の言語は必須なので、必要なのはダウンロードして使える「Bootstrap4」だけということになりますね。
「Bootstrap4」のテンプレートを使用すれば、 初心者でも見映えのよいランディングページを作ることができるんです。
今回は、そもそもランディングページってなに?ということから、ランディングページを作るうえでの大事なポイントまで解説。
目次
ランディングページのメリット・デメリット
まずは、Webマーケティングに欠かせないランディングページのメリット・デメリットを把握しておきましょう。
ランディングページのメリット
- 新規ユーザーを獲得できる
- 知りたい情報が1ページに集約されている
- ページ移動による訪問者の離脱が少ない
- 「SEO対策」などサイトを最適化するよりも効率的
新規ユーザーを獲得できる
ランディングページは、インターネットで集客するWebマーケティングのひとつです。
ランディングページを使って広告したり、情報を配信することで、多くの新規ユーザーにアプローチすることができます。
知りたい情報が1ページに集約されている
ランディングページは、情報量が多く、1枚完結型の縦長レイアウトになっているのが特長です。
営業マンのセールストークのように、理想的な順番で情報を伝えることができます。
ページ移動による訪問者の離脱が少ない
普通のホームページでは、訪問したユーザーが、興味のあるページを見つけて選ぶことができるように、多くのリンクが貼ってあります。
しかし、ランディングページの目的は
- 商品を注文してもらうこと
- 資料請求してもらうこと
- 問い合わせしてもらうこと
- 会員登録をしてもらうこと
など、売上に繋がるアクションをしてもらうこと。
ページ移動による訪問者の離脱を減らすため、リンクはとことん省くのが基本です。
「SEO対策」などサイトを最適化するよりも効率的
Webマーケティングでよく耳にするのが、GoogleやYahooなどの検索エンジンの上位に表示させることで集客する「SEO対策」ですよね。
「 SEO対策」は、認知度も高いので最初に手を付けがちですが、あまりオススメはできません。
なぜなら・・・
- Webマーケティングのプロたちと闘うことになる
- 上位表示されるまでには、途方もない時間と労力がかかる
SEO対策よりも、ランディングページの方がなぜ効率的なのかというと、Webマーケティングのプロたちと闘わなくてすむのはもちろん・・・
- 1ページで構成されているので、サイトの修正がしやすい
- アクションまでの行動や、離脱地点を分析しやすい
ランディングページは、修正・改善のしやすさも大きなメリットです。
ランディングページのデメリット
- 直帰率が高くなることがある
- 外注だと制作に費用や工数がかかる
- SEOでの上位表示は狙いにくい
直帰率が高くなることがある
まず、インターネットユーザーの中には「広告」を極端に嫌がる人もいますが、広告に嫌悪感がない人でも、直帰率が高くなることがあります。
なぜなら、人の脳は、アクセスしてページが開いた一瞬、最初に目に飛び込んでくるイメージで「読む」か「読まない」か判断する傾向があるからです。
画像やキャッチコピーなど、読み進めようと思わせるような工夫が必要です。
外注だと制作に費用や工数がかかる
ランディングページ制作は、クラウドソーシングでの依頼数の多さからもわかるように、外注するのが一般的になっています。
しかし、内容によっては1か月かかるケースもあり、制作費用も平均すると、1ページ15万円~30万円程度かかります。
SEOでの上位表示は難しい
ランディングページは、いわば広告サイトです。
- テキストは少なめ
- 画像が多め
- インパクトのあるデザイン
こういった特長に加え、ホームページやブログのように、頻繁に更新されることもありませんから、GoogleやYahooなどの検索エンジン上での上位表示はハッキリ言って期待できません。
ランディングページの一般的な作り方と手順
ランディングページ作成に必要なのはこの2つ。
- プログラミング言語・・・HTML・CSS
※厳密にはマークアップランゲージと言います。 - CSSフレームワーク・・・Bootstrap4
そして、ランディングページの一般的な作り方と手順をおおまかに説明するとこんな感じです。
- 目的を決める
- ターゲットを決める
- 構成・レイアウトを決める
- コーディングをする
- 公開・運用する
1:目的を決める
まずは、ランディングページの目的を明確にすることが大切です。
- 購入をして欲しいのか
- 会員登録をしてほしいのか
- 資料請求をして欲しいのか
2:ターゲットを決める
- ターゲットはどのような人なのか
- どのようなアクションを起こして欲しいのか
ターゲットをハッキリ設定することで、必要な情報や、適切なデザインも変わってきます。
3: ワイヤーフレームを決める
ワイヤーフレームとは・・・
構成やレイアウトをまとめた「設計図」のこと。
ランディングページの全体像を、しっかりと作りこむことが大切です。
4:コーディングをする
コーディングとは・・・
デザインしたものをWEB上で表示するために「HTML」「CSS」などコンピューターに理解できる言語を用いて、プログラムを書くことです。
5:公開・運用する
ランディングページは、制作して、公開したらそれで終わりではありません。
成果を見ながら、LPO(ランディングページ最適化)を行い、少しずつ修正していく必要があります。
最強のランディングページの作り方
せっかく興味を持って訪れてくれたユーザーを、アクションまで導くにはどうしたらいいのでしょうか。
ランディングページを構成するときのポイントとなるのが・・・
- アイキャッチ(firstview)
- 不安・悩み(problem)
- コールトゥアクション(CTA)
- 権威(authority)
- ベネフィット(benefit)
- 商品サービス(service)
- キャンペーン(campaign)
- お客様の声(voice)
- よくある質問(faq)
- 相談の流れ(flow)
- 問い合わせフォーム(CTA:contact)
アイキャッチ
アイキャッチ(firstview)とは・・・
Webページにアクセスした時に、最初に目に入る部分で、いわば「ランディングページの顔」。
人の脳は、たった3秒で、好き嫌いを判断するといわれ、ランディングページの離脱率が高いのも、 このアイキャッチの部分。
第一印象を決めるアイキャッチで、いかに商品・サービスに興味を持ってもらえるかが鍵なのです。
不安・悩み
不安や悩みを解消したくて訪れたユーザーに、共感すると共に、その悩みの原因と解決方法を示します。
コールトゥアクション
コールトゥアクションとは「行動喚起」という意味。
ランディングページを訪れたユーザーに起こしてもらいたい行動を促すための部分のことをいいます。
- 購入
- 問い合わせ
- 申し込み
- 会員登録
- 資料請求
「コンバージョンエリア」とよばれることもあります。
権威
商品やサービスに興味を持ってもらえても、すぐにアクションを起こしてもらえるとは限りません。
安心できる情報が必要です。
資格で言うなら、弁護士、医者、税理士などがわかりやすいですね。
わかりやすい資格が無ければ、
例えば・・・
- 会社概要
- 実績や取引先
- 自社の取り組みがわかるコンテンツ
- 数字による権威付け など
特に、No.1といえるものがあるならアピールしましょう。
ベネフィット
ベネフィットとは「利益」や「恩恵」という意味。
その商品・サービスを購入することで、
- どんなメリットがあり
- どのような悩みが解決できるのか
ということを示します。
商品サービス・キャンペーン
商品・サービスの良さが伝わり、権威付けにより信頼を得ることに成功したとしても、アクションを起こしてもらえない可能性があります。
- 「いつか買おうかな」
- 「機会があったら買おうかな」
と後回しにされて、忘れられてしまうことも多いからです。
忘れないうちに今すぐにアクションを起こしてもらうためには
- 先着○名様限定!
- ○日までご購入の方に限りこの価格!
- 購入者プレゼント
など、サービスやキャンペーンが有効です。
お客様の声・よくある質問
ほとんどの人は、購入するときにレビューや口コミを参考にしますよね。
口コミに加え、想定される質問をあらかじめQ&A形式で掲載しておくことも有効です。
ユーザーの不安や疑問を解消することができ、アクションに繋がります。
ご相談の流れ・問い合わせフォーム
実際に、入力項目が多かったり、答えづらいアンケートなどが面倒になり、ページを閉じてしまった経験、ある人も多いのではないでしょうか。
ここまできての「離脱」は防ぎたいですよね。
- 質問数・入力項目数は最小限にする
- 入力欄は見やすく、わかりやすく、入力しやすいようにする
- スマホなどのモバイル端末に最適化する
このような対策で、ユーザーにストレスを与えないようにすることもポイントです。
ウェブマーケティング+ITエンジニアで作る最強のランディングページ作成のポイントまとめ
Webマーケティングに欠かせないのが「ランディングページ」です。
ランディングページが作れるようになれば、自分の技術を売ることができるのはもちろん、ランディングページ作成の仕事を請け負うことも可能になります。
効果的なランディングページの構成を簡単にまとめると・・・
- どんな商品・サービスを売っているのか
- どんな悩みを解消できるのか
- 他社のものと比較してどんな特長があるのか
- 使用した人の口コミで、不安を解消してもらう
- お得をアピールする
- 購入・お問い合わせはしやすく
「Bootstrap4」のテンプレートを使用することで、 初心者でも見映えのよいランディングページを作ることができます。
今すぐ活用してみよう!
よくわからなければ下にあるLINEマガジンでも公開しています。
いつも登録してくれてありがとうございます!