Windowsを無料完全にバックアップする方法Robocopyを作成する手順

無料でWindowsをバックアップする方法.psd

あれ?バックアップしたはずが、入ってない?
バックアップしたファイルが壊れて開けない?

システムファイルがバックアップできない。
●●●ファイルが動いていてバックアップできない。

あなたにそんな経験は無いだろうか?

簡単にバックアップするのに有償ソフト以外にないのか?
定期的にバックアップしたいのに簡単にできないのか?

結論からいうと、Windowsなら簡単にコマンド一発で全部バックアップを無料ですることが可能です。

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Widowsを無料で完全にバックアップする

Robocopyでバックアップする

RobocopyはWindowsに標準で入っているバックアップコマンドです。

通常Windowsを操作しているだけでは見つけることは出来ませんが、確実に存在するコマンドなのです。

Robocopyファイルを作ろう

作ると言っても簡単。このファイルをコピーかダウンロードして必要な個所を変更するだけです。

set src="C:\Users\あなたのフォルダ名"
set dest="Z:\User"
set logFile="C:\Users\robocopylog.txt"
robocopy %src% %dest% /XD ".Recycle" "$Recycle" "$RECYCLE.BIN" "System Volume Information" "Creative Cloud Files" "OneDrive" /E /xa:sh /FFT /R:0 /NP /LOG:%logFile%

これはCドライブからZドライブへコピーする動作になります。
※安全のため元ファイルが消えない動作です。
※完全に同期させるミラーリングは下記に記載します。

set src=”C:\Users\あなたのフォルダ名”

ここはコピー元を記入する場所になります。
あなたのファイル名 主にユーザー名になっていると思いますのでここをあなたの環境に変えます。

set dest=”Z:\User”

ここはバックアップ先のフォルダ名です。あなたの環境に変えます。

set logFile=”C:\robocopylog.txt”

ここはLogを保存する先です。このままで構いません。どのファイルをどのように保存したのか記録されます。起動するたびに上書きする形なので、ファイルが膨大になることはありません。

robocopy %src% %dest% /XD ~

この行から実行されるコマンド内容ですが、 その前に除外しておきたいファイルを記載しておけます。

ここでは”Creative Cloud Files” や”OneDrive”やごみ箱などを同期から除外しています。

Widowsを無料でバックアップしながら元ファイルと完全に同期させる

削除したファイルはバックアップ先でも削除して保存したい

こっちの要望の方がおおいと思います。コピー元ファイルで削除したのにバックアップ先では残っている状態は時として困る時があります。

なので、元ファイルから削除されたファイルは、バックアップ先でも削除する様にバックアップを自動でしたい。

set src="C:\Users\あなたのフォルダ名"
set dest="Z:\User"
set logFile="C:\Users\robocopylog.txt"
robocopy %src% %dest% /XD ".Recycle" "$Recycle" "$RECYCLE.BIN" "System Volume Information" "Creative Cloud Files" "OneDrive" /MIR /xa:sh /FFT /R:0 /NP /LOG:%logFile%

先ほどのファイルとまったく同じですが、1か所だけ変更します。

「/E」を「/MIR」へ変更するとミラーリング

たったこれだけでミラーリングのバックアップになります。

いつも使っている方法なので安全です。

絶対に間違ってはいけない部分

唯一絶対に間違ってはいけない部分が存在します。

それはコピー元とコピー先のディレクトリを間違わないこと。
どういうことかと言うと、コピー元が空の新しいHDDからコピー先のデータが詰まったディレクトをミラーリングした場合どうなるかというと

もしこれを逆にしたら(危ないのであえて逆の記述はしてません)
set src="C:\Users\あなたのフォルダ名"
set dest="Z:\User"

この部分「src=”C~」がコピー元 「dest=”Z~」がコピー先になります。

元ファイルが消えます!

全データが完全に消えますので注意してください。
間違って消えてしまった場合の一切の責任は負いかねますので自己責任で行ってください。

Widowsバックアップする手順

下記にあるダウンロードファイルのまだとただのテキストファイルですので動作しません。

拡張子を.txtを消して

mirbackup.bat.txt →  mirbackup.bat にして保存します。

手順としては

  1. ダウンロードする
  2. ZIPファイルなので展開(解凍)する
  3. 内容を修正して保存する
  4. .txt を消して  mirbackup.bat のファイルにする
  5. mirbackup.bat をダブルクリックするだけで自動で起動
  6. コマンドの画面が消えたら終了。
    ファイルが多い場合は時間がかかる

これで安全に毎回バックアップができます。

バックアップ先のHDDが外付けなどで、スタンバイ状態の時は動きませんので注意が必要です。

バックアップ用ファイルを無料ダウンロードする

コピーするバックアップ「batファイル」をダウンロード

コピー用「batファイル」をダウンロード

ミラーリングするBatファイルをダウンロード

ミラーリング用「batファイル」をダウンロード

この記事を書いた人

よこやま良平

こんにちは!18年以上ITエンジニアとして活動してきた
よこやま良平です。

4歳~85歳まで、年間1,792人名以上の方に
パソコンやプログラミング講座を行ってきました。

また18冊以上の書籍を出版しており、連続で1位を獲得しました。
オンライン講座では200件以上のレビューを頂いており
評価は4.9/5.0と高評価を得ています。

その他これまでに3000以上のサービス・システム・サイトを作成。