文系でも学習できるので、プログラミングはおすすめな一方で
- 独学で挫折しそう
って悩んでいると思う。
特に挫折率が高いのは「独学」で勉強したケースで、その大きな理由は、モチベーションが続かないこと、習得に時間がかかることです。
どうも改めまして、15年以上プログラミングで収益を上げてきた「ウェブのよこやま」です。今は法人化しており会社の代表もしていますが、現役ITエンジニアやプログラミングの動画講義も行っております。
その観点からも詳しく解説できます。
プログラミング習得は「いかに挫折しないで続けることができるか」がカギ。
独学で挫折しやすい理由をきちんと知れば、対策することも可能で継続して学習することは可能。そこを解説します。
プログラミングは9割は挫折する理由
費用が安くすみ、隙間時間に自分のペースで学習できる「独学」は、モチベーションを保ち続けることが難しい勉強方法でもあります。
独学挫折理由1:プログラミング独学で挫折しやすい理由
- 環境構築で詰まってしまって先へ進めない
- 何から勉強すればいいのかわからない / 勉強方法がわからない
- 入門書を買ってみたけど難しすぎてわからない
- わからないことが解決できないまま
- どこが間違っているのかわからない / 何がわからないかもわからない
- 覚えることが多すぎる
- エラーばかりで思ったとおりに動かない
- どのくらい上達したのかわかりづらい
独学挫折理由2:プログラミングを独学を始める前につまずくことも・・・
コンピューターを動かすため、指示を出す時に必要になるのが「プログラミング言語」です。
人間の言語が国によって異なるように、コンピューターの言語である「プログラミング言語」にも様々な種類があります。
プログラミングを学ぶためには、まず言語を選ばなくてはなりませんし、選んだプログラミング言語を使うためには、パソコンの環境構築が必要になります。
初心者では、この環境構築の時点でつまづいてしまうことも多いです。
独学挫折理由3:プログラミングの適切な学習方法がわからない
「最初から高いお金を払ってスクールに通うのはもったいないし、まずは本やネットで勉強してみよう」という気持ちはわかります。
今は、プログラミングを学ぶためのサイトも豊富で充実していますし、たいていのことはネットで調べられますから、独学でも習得できそうな気がしますよね。
しかし、プログラミングをまだよくわかっていない初心者が、自分に合ったテキストやサイトを探し、カリキュラムを自分で組むのは容易ではありません。
間違った手順で勉強を進めていくと、つまづきが多くなり、時間ばかりが過ぎて、挫折に繋がってしまいます。
独学挫折理由4:独学はプログラミングはわからないことを解決するのが非常に難しい
いざプログラミングの勉強を始めても、最初はわからないことの連続。
そのたびに本やネットで調べ、「本当にこれでいいのだろうか・・・」と迷いながらもひとつひとつ自分で解決していかなくてはなりません。
どう頑張ってもわからない、解決できない・・・というケースが必ず出てくるでしょう。
プログラミングにエラーはつきもの。
1文字のミスでエラーが起こり、思う通りに動かないものです。
どこが間違っているのか、どう修正すればいいか、誰にも質問できない環境で、ひとり黙々と画面と向き合い原因を探す作業は、時間もかかり精神的にも辛い作業です。
自分には向いていないのかもしれないと、自信をなくし、あきらめてしまう人が多いのもわかります。
独学挫折理由5:プログラミング独学での習得には時間がかかる
プログラミング習得にかかる時間は、誰もが気になるところだと思います。
エンジニアとしてどのレベルを目指すかによって、また個人の習得スピードによっても変わってきますが、独学で仕事として使えるレベルになるには、1000時間は必要ともいわれています。
プログラミング初心者向けで、取り組みやすい「HTML」と「CSS」 でも、1日2~3時間勉強して、最低3ヶ月ほどは必要です。
独学というと、隙間時間で自分のペースで学習できる点が魅力ではありますが、
転職を目指して仕事の後に勉強しようとしている人、家事や育児の隙間時間に勉強しようとしている人などは特に、継続して学習する時間が確保できずに挫折してしまう傾向にあります。
独学挫折理由6:独学だと誘惑に負ける
パソコンを使用するプログラミング。
少し気を緩めると、ネットサーフィンしてみたり、ゲームしてみたり、youtubeの動画を見てしまったり・・・
誰が見ているわけでもありませんから、ついついサボってしまいたくなる環境です。
自分に厳しく、しっかり自己管理できる人でないと、独学での勉強は続けるのが難しいでしょう。
独学でプログラミングで挫折しないための対策とは?
特に躓きやすく挫折率の高い独学でのプログラミング学習。
挫折しやすいポイントがわかったところで、次は対策を考えていきましょう。
プログラミングで何をしたいのか明確にする
まずは目標を決めることが大切です。
ただ「プログラミングを習得したい」という目標では、何をどれくらい勉強すればいいのか曖昧で、勉強することがゴールになりがちです。
具体的に目標が決まると、その目標を達成するために必要なものはなにか、どの種類のプログラミング言語を学べばいいのか、どれほどのレベルまで習得すればいいか、いつまでに習得すればいいかがおのずとハッキリするため、挫折しにくくなるんです。
例えば「ホームページ」を作りたい!という目標を決めると・・・
- ホームページを作りたい!
- ホームページを作るためには、「HTML」「CSS」が必要らしい
- 「HTML」「CSS」を学ぼう
- 難しい・・・でもホームページを作るまでは頑張ってみよう
- 好きなホームページを真似て、実際に作ってみる
- ホームページ完成!
- だんだん楽しくなってきた・・・次は〇○を作ってみよう!
具体的に目標を決め、その目標に向かって勉強すること、そして実際に作ってみて成功体験をすることで、挫折しにくくなります。
とはいえ、プログラミングがまだよくわかっていない状態で、具体的な目標を決めるのも難しいかもしれません。
そういう場合は、作りたいものを決めましょう。
特に、プログラミングで転職したい人、フリーランスで稼ぎたい人は、作ったものを成果物(ポートフィリオ)として提出できるのでオススメです。
目的が決まれば学ぶべき言語も決まる
プログラミング言語とよばれるものは、たくさんありますが、これら全てを勉強する必要はありません。
目標・目的がハッキリすれば、おのずと学ぶべきプログラミング言語も決まります。
何も目標がないまま、なんとなくあれこれといくつもの言語に手を出して、結局ひとつも習得できなかった・・・という事態も防ぐことができます。
- Webサイトを制作したいなら・・・「CSS」「HTML」「JavaScript」など
- 転職で年収アップしたいなら・・・「Python」
- ゲームやアプリを開発したいなら・・・「Ruby」「Swift」「C言語」など
初心者でも比較的取り組みやすく、学びやすい言語が、Webサイト制作をするのに必要な「HTML」と「CSS」です。
「HTML」と「CSS」は、厳密に言うとプログラミング言語ではなく「マークアップ言語」といわれるものですが、実はWebページの多くは、HTMLとCSSによって作られています。
HTMLやCSSを使用してWebサイトを制作する作業を 「コーディング」とよびますが、フリーランス案件も多いため、初心者にはピッタリの言語です。
プログラミングの独学方法について考える
挫折をしないためには、プログラミングを学ぶ目的や、自分の生活スタイルに合った学習方法を選択することも重要です。
プログラミングを学ぶ方法は、主にこの3つ。
- 本やネットなどを利用して、独学で学ぶ方法
- プログラミングスクールや講座・セミナーなどに通い、講師から学ぶ方法
- 未経験でも可というIT企業に就職して、働きながら学ぶ方法
趣味レベルでいいなら独学も可
趣味程度のレベルでいいとか、目的がみつからないけどやってみたい・・・というのであれば、 あまり費用がかからない独学で、プログラミングに触れてみるのも良いと思います。
少しプログラミングの世界に触れてみたら、目標が見つかるかもしれませんし、ある程度基本を覚えてから、スクールに通うのもいいかもしれません。
独学でも継続して勉強できれば、プログラミングスキルは習得できますが、エラーやトラブルも自分ひとりで解決しなければなりません。
業務レベルで身につけたいならスクールや動画がオススメ
「ITエンジニアとして転職したい」とか
「Webサービスの開発がしたい」「プログラミングで稼ぎたい」と考えている人は、それなりの費用とまとまった時間は必要になりますが、スクールや講座、セミナーなどに通い、講師に学ぶのがオススメです。
通うのが難しい場合は、オンラインレッスンに対応してくれるスクールもあります。
スクールに通うメリット
- 挫折しやすい開発環境でつまずかない
- あらかじめ目的に沿ったカリキュラムが用意されている
- 短期間で効率的に実践的な技術を学べる
- 些細な点でも講師に質問したり相談できる
- 自分の学習の進み具合がわかる
- スクールで作ったものを成果物として提出できる
プログラミングで挫折しない方法まとめ
プログラミング学習を始めるのに必須な技術や、才能は特にありません。
- 目標を作って継続することが、何より大切 !
あきらめず継続して勉強さえできれば、プログラミングスキルは身につきます。
WordPressなんかは簡単なのでWordPressから初めて見るのも手
自分に合った教材が見つけにくい、つまずいた時に質問できる人がいない、一人で黙々と勉強しなければならずモチベーションが保ちにくいといった理由で挫折しやすいのが「独学」です。
特に、プログラミングで稼ぎたい人は、独学よりも挫折しにくいスクールでの勉強がオススメです。
プログラミングスクールに通った場合、はじめの難関である「環境構築」の心配もありませんし、初心者が挫折しやすいポイントや、効率的な学習方法をわかっている講師が教えてくれるため、短期間で高レベルのスキルを習得できるでしょう。
挫折を回避 するためには「何のためにプログラミングを勉強したいのか」「プログラミングで何をしたいのか」を明確にし、意識することが大切です。