WordPressアップデート失敗で真っ白画面になった時の復旧方法【初心者向け完全ガイド】

「WordPressをアップデートしたら、サイトが真っ白になってしまった……」と焦っていませんか?

ついさっきまで正常に表示されていたサイトが、アップデートのボタンを押した瞬間に真っ白になる——これは初めて経験すると本当に怖いトラブルです。「壊してしまった」「もう直らないかもしれない」と不安になる気持ちは、よくわかります。

でも安心してください。このトラブルは原因がはっきりしており、正しい手順で対処すれば初心者の方でも自分で復旧できます。

よこやま良平
よこやま良平

ITエンジニアとして20年以上WordPressに携わってきたよこやま良平です。わたしが実際の現場で多数のアップデート起因のトラブルを解決してきた経験をもとに、初心者でもできる復旧手順をわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • アップデート後に真っ白画面になる主な原因3つ
  • 管理画面にアクセスできる場合の復旧手順
  • 管理画面にも入れない場合のFTPを使った復旧手順
  • アップデート失敗を二度と起こさないための予防策
この記事で解決すること
  • アップデート後の真っ白画面を自分で復旧できる
  • 再発防止の設定ができる

原因は大きく3つに絞られます。それさえわかれば、手順どおりに進めるだけで解決できます。まずは原因の確認から始めましょう。

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WordPress アップデート失敗で真っ白画面になる主な原因

アップデート後に真っ白になる原因は、ほぼ3つのどれかです。最初に原因を把握しておくと、復旧手順を選びやすくなります。

原因① プラグインとWordPressバージョンの競合

最も多い原因が「プラグインの競合」です。WordPressのコアをアップデートすると、古いバージョンに対応したプラグインが動かなくなることがあります。

特に長期間更新されていないプラグインや、カスタムで導入したプラグインは要注意です。プラグインのエラーが原因でPHP処理が止まり、画面全体が真っ白になります。

原因② テーマとWordPressバージョンの競合

有料テーマや独自開発のテーマを使っている場合、WordPressの新バージョンに対応していないテーマがエラーを起こすことがあります。

テーマ側の更新が遅れていると、WordPress本体のアップデート後にテーマのPHPコードがエラーになり、真っ白画面になります。

原因③ PHPバージョンが新しいWordPressの要件を満たしていない

WordPressの新バージョンは、動作に必要なPHPのバージョンが上がることがあります。サーバーのPHPバージョンが古いままだと、アップデート後にエラーが発生します。

この場合、サーバーの管理画面からPHPバージョンを変更するだけで解決できます。レンタルサーバーであれば、操作は比較的簡単です。

原因の見分け方ポイント
  • 管理画面にはログインできる → プラグインかテーマの競合が濃厚
  • 管理画面にもアクセスできない → PHPエラーやプラグインの深刻な競合
  • アップデート直後から真っ白 → バージョン非対応の可能性が高い

WordPress 真っ白画面の復旧手順【管理画面にアクセスできる場合】

管理画面(wp-admin)に入れる場合は、ここから始めてください。最も手軽で、初心者でも操作しやすい方法です。

手順① すべてのプラグインを一括無効化する

管理画面の「プラグイン」メニューを開き、一覧の上部にあるチェックボックスで「全選択」してから、「一括操作」で「無効化」を実行します。

プラグインを全部無効化した状態でサイトを表示してみてください。画面が正常に表示されれば、原因はプラグインのどれかです。

次は1つずつプラグインを有効化しながら確認していきます。真っ白画面が再発したときに有効化したプラグインが「犯人」です。そのプラグインを削除するか、開発元の更新を待ちましょう。

注意:プラグインを無効化しても直らない場合

プラグインを全部無効化しても真っ白のままであれば、テーマかPHPバージョンが原因です。次の手順へ進んでください。

手順② テーマをデフォルトテーマに切り替える

管理画面の「外観」→「テーマ」を開き、WordPressが最初から用意しているデフォルトテーマ(Twenty Twenty-Fourなど)に切り替えてみます。

切り替え後にサイトが正常表示されれば、使っていたテーマがWordPressの新バージョンに対応していないのが原因です。テーマの開発元にアップデートが公開されているか確認し、対応版があれば更新します。

手順③ サーバーのPHPバージョンを確認・変更する

利用しているレンタルサーバーの管理画面(コントロールパネル)にログインし、PHPバージョンの設定を確認します。エックスサーバーであれば「PHP Ver.切替」、さくらインターネットなら「PHPバージョン選択」などから確認・変更できます。

WordPressの公式推奨PHPバージョンは随時更新されます。2025年時点ではPHP 8.1以上が推奨です。古いバージョン(7.4以下)を使っている場合は更新を検討してください。

PHPバージョン変更前の注意点

PHPバージョンを上げると、逆に古いプラグイン・テーマがエラーになることがあります。必ずテスト環境か、バックアップを確認してから変更してください。

WordPress 真っ白画面の復旧手順【管理画面にも入れない場合】

管理画面(wp-admin)にもアクセスできない場合は、FTPソフトを使ってサーバーのファイルを直接操作します。「FTPって難しそう……」と感じるかもしれませんが、手順は単純です。落ち着いて進めてください。

事前に用意するもの
  • FTPソフト(無料の「FileZilla」が初心者向けでおすすめ)
  • FTPのホスト名・ユーザー名・パスワード(レンタルサーバーの管理画面で確認できます)

FTP手順① デバッグモードをONにしてエラー内容を確認する

まずはエラーの内容を画面に表示させましょう。FTPでサーバーに接続し、WordPressのルートフォルダにある wp-config.php を開きます。

ファイルの中に define('WP_DEBUG', false); という行があるので、以下のように書き換えて保存します。

// 変更前
define('WP_DEBUG', false);

// 変更後(デバッグON)
define('WP_DEBUG', true);
define('WP_DEBUG_LOG', true);
define('WP_DEBUG_DISPLAY', true);

この状態でサイトにアクセスすると、真っ白だった画面にエラーメッセージが表示されます。「どのファイルの何行目でエラーが起きているか」がわかるので、原因の特定が一気に楽になります。

復旧後は必ずデバッグモードをOFFに戻すこと

デバッグモードをONにしたまま放置すると、エラー内容が訪問者にも丸見えになります。復旧が完了したら必ず define('WP_DEBUG', false); に戻してください。

FTP手順② プラグインフォルダをリネームして一括無効化する

FTPでサーバーに接続し、wp-content/plugins/ フォルダを探します。このフォルダ名を plugins_backup などに変更(リネーム)するだけで、すべてのプラグインが一括で無効化されます。

変更前: /wp-content/plugins/
変更後: /wp-content/plugins_backup/

リネーム後にサイトが表示されれば、プラグインが原因と確定です。次は plugins_backupplugins に戻し、フォルダ内のプラグインを1つずつ別の場所に移動しながら原因のプラグインを絞り込みます。

FTP手順③ テーマフォルダをリネームしてデフォルトテーマに切り替える

プラグインを無効化しても直らない場合は、テーマが原因の可能性があります。FTPで wp-content/themes/ フォルダを開き、現在使っているテーマのフォルダ名を変更します。

例)使用中のテーマが「mytheme」の場合
変更前: /wp-content/themes/mytheme/
変更後: /wp-content/themes/mytheme_backup/

現在のテーマが見つからなくなると、WordPressは自動的にデフォルトテーマを使おうとします。これでサイトが表示されれば、テーマが原因と確定です。

WordPress アップデート失敗を二度と起こさないための再発防止策

一度復旧できたとしても、再発防止をしておかないと次のアップデートで同じトラブルになりかねません。以下の3つを習慣にしてください。

再発防止① アップデート前に必ずバックアップを取る

WordPressのアップデートを実行する前に、サイト全体のバックアップを取っておくことが最も重要な対策です。バックアップがあれば、何が起きても元の状態に戻せます。

「UpdraftPlus」などのバックアッププラグインを使えば、ボタン1つでバックアップが取れます。アップデートの前に必ず実行するクセをつけましょう。

再発防止② プラグイン・テーマの対応状況を確認してからアップデートする

WordPressのダッシュボードでアップデートが表示されたとき、すぐに実行するのではなく、主要なプラグインやテーマが新バージョンに対応しているか確認する習慣を持ちましょう。

プラグインの詳細ページには「最後の更新日」や「テスト済みの最新バージョン」が表示されています。1〜2年以上更新されていないプラグインは、アップデート前に代替品を探しておくのが安全です。

再発防止③ セキュリティプラグインでWordPressを守る

アップデート後の不具合だけでなく、外部からの不正アクセスや改ざんにも備えておくことが重要です。セキュリティプラグインを導入しておくと、ログインへの攻撃をブロックし、サイトの安全性が大幅に向上します。

わたしが開発した「クイックレスキュー365」は無料で使えるセキュリティプラグインです。不正ログインのブロック・ログインURL変更・XMLRPC遮断など、8つのセキュリティ機能を1つのプラグインでまとめて設定できます。

クイックレスキュー365でできる8つのセキュリティ対策
  • セキュリティ状態の可視化(今が危険かどうかが一目でわかる)
  • 不正ログインブロック(辞書攻撃を遮断)
  • ログインURL変更(攻撃者に玄関の場所を教えない)
  • XMLRPC遮断(遠隔操作による攻撃をシャットアウト)
  • ユーザー名漏えい防御
  • ログインエラーメッセージ統一
  • IPアドレス拒否
  • UploadsフォルダのPHP動作禁止

WordPress アップデート 真っ白画面 よくある質問

Q
アップデート中に画面が固まってしまったら、強制的にページを閉じてもいいですか?
A

アップデート中は絶対にブラウザを閉じたり、更新ボタンを押したりしないでください。アップデートの途中でファイルが壊れ、より深刻なトラブルになる可能性があります。

10~15分以上まったく動きがない場合は、まずサイトのURLに直接アクセスして表示を確認してください。正常に見えるなら、アップデートが完了している可能性があります。

Q
FTPのパスワードがわかりません。どこで確認できますか?
A

FTPのアカウント情報は、レンタルサーバーの管理画面(コントロールパネル)から確認できます。エックスサーバーなら「サーバーパネル」、さくらインターネットなら「コントロールパネル」のFTP設定メニューを確認してください。

それでも見つからない場合は、ご利用のレンタルサーバーのサポートに問い合わせると案内してもらえます。

Q
プラグインを無効化したら真っ白が直りましたが、そのプラグインは削除すべきですか?
A

すぐに削除する必要はありませんが、しばらく無効化したままにしておきましょう。そのプラグインの開発者がWordPressの新バージョンに対応したアップデートを公開するのを待つのがベストです。

1~2か月待っても更新されない場合は、代替のプラグインを探すか、そのプラグインなしで運用する方向で検討してください。

Q
自分で対処するのが不安です。どうすればいいですか?
A

FTP操作に慣れていない場合や、操作を誤ってさらに悪化させるリスクが心配な場合は、無理に自分で対応しようとしないことも大切です。

クイックレスキューでは、WordPressのトラブルを最短即日で解決する復旧サービスを提供しています。全額返金保証付きで安心してご相談いただけます。

WordPress アップデート失敗 真っ白画面の復旧方法まとめ

WordPressアップデート後の真っ白画面は、プラグイン・テーマ・PHPバージョンの競合が主な原因です。管理画面に入れる場合はプラグインやテーマの無効化から試し、入れない場合はFTPでファイルを直接操作することで復旧できます。

今日の復旧手順まとめ
  • 管理画面に入れる場合:プラグイン一括無効化 → テーマ切り替え → PHPバージョン確認
  • 管理画面に入れない場合:FTPでpluginフォルダをリネーム → テーマフォルダをリネーム
  • 再発防止:アップデート前のバックアップ + プラグイン対応確認 + セキュリティプラグイン導入

「やってみたけどうまくいかない」「FTP操作が怖くて手が出せない」という場合は、無理をせずプロに依頼するのも賢い選択です。

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この記事を書いた人

よこやま良平

こんにちは!20年以上ITエンジニアとして活動してきた
よこやま良平です。

Wordpress復旧やサイト修復、オンライン講座では
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「当日行ってくれて助かった!」など

評価は4.9/5.0と非常に高く好評です。

またWordPress、SEO、Officeなど25冊以上の書籍を出版しており、
売上ランキング1位を連続で獲得致しました。

その他これまでに3000以上のサービス・システム・サイトを作成。

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その観点からわかりやすく解説しています。