WordPressサイトが突然改ざんされ、
見知らぬ広告や警告ページが表示された――
そんな時、焦らず冷静に対応できるかが重要です。
この記事では、初心者の方でもわかりやすいように、
WordPressがハッキングされた場合の復旧手順を解説。
さらに、自力での復旧と専門業者への依頼、
それぞれのメリット・デメリットや費用相場も詳しく比較します。
- 「自分で対処できるの?」
- 「専門家や業者に頼むといくらかかるの?」
と迷っている方のための【保存版】ガイドです。
被害を最小限に抑え、安全なサイト運営を取り戻すために、まずはこの記事を参考にしてください。
目次
- 1 WordPressハッキング被害の現状とリスク
- 2 WordPressハッキング被害の主な症状と確認ポイント
- 3 WordPressハッキング復旧前に必ず行うべき初動対応
- 4 【自力対応】WordPressハッキング復旧の手順
- 5 【専門家依頼】プロによるWordPressハッキング復旧サービスの流れ
- 6 復旧料金の相場と費用比較
- 7 WordPress復旧の自力対応と業者依頼のメリット・デメリット
- 8 WordPressハッキングの復旧後に必ず行うべきセキュリティ対策
- 9 WordPressハッキングの復旧のよくある質問(FAQ)
- 10 安心してWordPressを運用するためにまとめ
- 11 WordPressハッキングの復旧が自分できないときは
WordPressハッキング被害の現状とリスク
WordPressは世界中で使われている人気CMSですが、その分ハッキングの標的になりやすいのが現状です。
改ざんやマルウェア感染により、サイト停止や情報漏えいのリスクが高まり、復旧には手間や料金がかかるケースも少なくありません。
復旧方法選択の重要性(自力か業者依頼か)
WordPressがハッキングされた際、復旧方法を自力で行うか業者に依頼するかは非常に重要な判断です。
対応を誤ると被害が拡大する恐れがあり、時間や料金の負担にも差が出ます。
状況に応じた最適な選択が被害最小化のカギです。
WordPressハッキング被害の主な症状と確認ポイント
サイトが改ざん・リダイレクトされている
ハッキングされると、WordPressサイトが意図せず別サイトにリダイレクトされたり、広告や偽の警告が表示されることがあります。
見慣れないコードやリンクの埋め込みが原因で、訪問者の信頼低下や検索順位の下落にもつながります。
- トップページや記事が別のサイトに飛ばされる
- 見覚えのない広告やポップアップが表示される
- ソースコードに不審なスクリプトが埋め込まれている
- Google検索結果に「このサイトは危険です」と表示される
- 管理画面に入れない・ログイン後すぐログアウトされる
管理画面にログインできない
WordPressの管理画面に突然ログインできなくなることがあります。不正ログインやパスワード改ざん、ユーザー削除の可能性があります。
- ログイン画面が開くか
- ユーザー名・パスワードが正しいか
- 「無効なユーザー」と表示されるか
- パスワード再設定メールが届くか
不審なユーザーやファイルの追加
WordPressに知らない管理者ユーザーが追加されたり、不審なPHPファイルやスクリプトがアップロードされていることがあります。
- 管理者ユーザー一覧を確認
- /wp-content/内の不明なファイルを確認
- 更新日時が最近のファイルに注目
- FTPで見慣れないファイル名がないかチェック
Google等で警告が表示される
検索結果に「このサイトは危険です」や「ハッキングの可能性あり」と表示され、アクセスがブロックされることがあります。
- Google検索結果に警告表示があるか
- Googleサーチコンソールのセキュリティ通知
- ブラウザでアクセス時に警告画面が出るか
- サイトURLがブラックリストに登録されていないか
WordPressハッキング復旧前に必ず行うべき初動対応
ハッキング被害が疑われたら、まずは被害拡大を防ぐためにサイトをメンテナンスモードに切り替え、訪問者のアクセスを一時的に制限します。
また、.htaccessやWAFで管理画面や特定IP以外のアクセス制限をかけることも重要な初動対応です。
サイトのメンテナンスモード化・アクセス制限
WordPressサイトがハッキングされた疑いがある場合、まずはメンテナンスモードを有効化して訪問者への影響を抑えましょう。
同時に、管理画面への不正アクセスを防ぐために、IP制限やパスワード保護を設定し、アクセス制限をかけることが重要です。
これにより、被害の拡大や情報漏えいを防止できます。
バックアップの取得とデータ保全
復旧作業を始める前に、必ず現在のサイトデータのバックアップを取得しましょう。
データベースやファイル全体を保存することで、誤った操作やさらに悪化した場合でも元の状態に戻せます。
安全な外部ストレージやクラウドに保管し、復旧後の比較や再発防止に役立てましょう。
パスワード・認証情報の変更
ハッキング被害が疑われたら、まずはWordPress管理画面のパスワードを直ちに変更しましょう。
また、FTP、データベース、サーバー管理画面のログイン情報も同様に強力なパスワードに更新が必須です。
二段階認証の導入もセキュリティ強化に効果的です。
認証情報の見直しは再被害防止の基本ステップです。
【自力対応】WordPressハッキング復旧の手順
1. サーバー内ファイルとデータベースの不正コード調査
- FTPやファイルマネージャーで全ファイルを確認
- 最近更新されたファイルを優先チェック
- 不審なPHPファイルやスクリプトを探す
- wp-config.phpやテーマ・プラグイン内を重点的に調査
- データベース内の不審なテーブルやコードを検索
- 特にwp_optionsやwp_postsテーブルをチェック
- バックアップデータと比較し異常を特定
2. 不審なファイル・ユーザー・コードの削除
- 不審なPHPファイルやスクリプトをFTPで削除
- 管理画面のユーザー一覧から不明なユーザーを削除
- テーマやプラグインの怪しいコードを手動で削除または再インストール
- wp-config.phpの不要なコードを除去
- データベース内の不審なエントリを削除(特にwp_options、wp_posts)
- 削除後に動作確認し問題がなければ作業完了
3. プラグイン・テーマ・コアの再インストール
- 管理画面またはFTPで既存のプラグインとテーマを一旦削除
- WordPress公式サイトまたは信頼できる配布元から最新バージョンをダウンロード
- プラグイン・テーマを再インストールし、有効化
- WordPressコアは管理画面の「更新」から最新版にアップデート
- 不正コード混入の可能性を排除し、正常動作を確認
- 作業後、サイト全体の動作テストを実施
4. データベースのクリーンアップ
- phpMyAdminなどの管理ツールにログイン
- wp_optionsやwp_postsテーブルの不審なレコードを検索・確認
- 不明なJavaScriptやiframeコードを含むレコードを削除
- 不要なユーザーアカウントがあれば削除
- 不要なプラグイン関連のテーブルも確認・削除
- クエリ実行前に必ずバックアップを取得し安全を確保
- 作業後、サイトの動作に問題がないか確認
5. Google Search Console等での再審査申請
- Google Search Consoleにログイン
- 対象サイトのプロパティを選択
- 「セキュリティの問題」や「手動による対策」通知を確認
- ハッキング被害の原因を解消したことを確認
- 「再審査リクエスト」フォームに被害の対処内容を具体的に記入
- 申請を送信し、結果を待つ
- 審査通過後、サイトの正常表示を再確認
6. セキュリティプラグイン導入と再発防止策
- WordPressに人気のセキュリティプラグイン(Wordfence、Sucuriなど)をインストール
- プラグインを有効化し、初期設定を行う
- 定期的なスキャンと不審な動きの監視を設定
- 管理画面のアクセス制限や二段階認証を導入
- 定期的にWordPress本体、テーマ、プラグインを最新化
- 強力なパスワード設定と不要ユーザーの削除も実施
- 定期バックアップ体制を整えておく
【専門家依頼】プロによるWordPressハッキング復旧サービスの流れ
1. 業者選定と無料相談・見積もり
信頼できる復旧業者を選ぶことが被害を最小限に抑える第一歩です。
まずは複数の業者に無料相談や見積もりを依頼し、対応スピードや料金、実績を比較しましょう。
口コミや実績のある業者を選ぶと安心です。
見積もり内容は作業範囲や料金体系を詳しく確認し、納得した上で依頼することが重要です。
2. 復旧作業の内容と進め方
プロの復旧作業は、まずサイトの被害範囲を詳しく調査し、不正コードやファイルの除去を行います。次に、WordPress本体やテーマ・プラグインを最新版に更新し、データベースのクリーンアップを実施。
作業後は動作確認やセキュリティ強化策を提案し、再発防止に努めます。
作業中は進捗報告があり、安心して任せられます。
3. 復旧後のサポート・報告書・再発防止アドバイス
復旧作業完了後、業者からは詳細な報告書が提供され、被害内容や対応内容がわかります。
さらに、再発防止のための具体的なアドバイスやセキュリティ設定の提案も受けられます。
多くの業者はアフターサポートとして定期的な監視や緊急対応サービスを提供しており、安心してサイト運営を続けられます。
復旧料金の相場と費用比較
自力復旧にかかるコスト(時間・ツール・リスク)
項目 | 内容 | コストの目安 |
---|---|---|
時間 | 調査・削除・復旧作業にかかる時間 | 数時間〜数十時間(経験により大幅変動) |
ツール | セキュリティスキャン・FTPソフトなどの使用 | 無料ツール中心だが、専門ツールは有料の場合も |
リスク | 誤操作によるデータ損失や復旧失敗の可能性 | 高い(技術不足だと被害拡大の恐れあり) |
業者依頼時の料金相場(単発・月額・後払い制など)
料金形態 | 内容 | 料金相場 | 特徴 |
---|---|---|---|
単発対応 | ハッキング復旧作業を一度きりで依頼 | 3万円〜20万円程度 | 作業内容・被害範囲により変動。明確な料金提示が多い |
月額契約 | 定期的な監視やメンテナンスを含むサポート契約 | 月額1万円〜5万円程度 | 継続的なサポートで再発防止に強みあり |
後払い制 | 作業完了後に料金を支払う仕組み | 業者により異なる(要確認) | 作業品質を確認してから支払い可能だが、対応業者は少なめ |
主要復旧業者の料金例・サービス内容比較
業者名 | 料金例 | 対応内容 | 対応スピード | 特徴 |
---|---|---|---|---|
クイックレスキュー | 16,800円 | マルウェア・ウイルス除去・サイト復旧クリーンアップなど多数 | 最短30分 | 豊富な実績と専門家が対応 |
業者A | 50,000円〜150,000円 | 不正コード除去・ファイル修復・データベースクリーンアップ | 24時間以内対応可能 | 豊富な実績と24時間サポートあり |
業者B | 80,000円〜200,000円 | ハッキング診断・復旧・再発防止設定 | 翌営業日対応 | セキュリティ専門チームが対応 |
業者C | 40,000円〜120,000円 | 復旧作業・Googleペナルティ解除サポート | 48時間以内対応 | リーズナブルな価格設定が魅力 |
WordPress復旧の自力対応と業者依頼のメリット・デメリット
スピード・安全性・コスト・再発防止の観点で比較します。
自力対応のメリット・デメリット
- コストが抑えられる
- 自分で状況把握できる
- 柔軟に対応可能
- 時間がかかる
- 技術不足で失敗リスクあり
- 再発防止が難しい場合も
業者依頼のメリット・デメリット
- スピーディーかつ確実な復旧
- 専門知識で安全に対応
- 再発防止策も提案してもらえる
- コストが高くなる場合がある
- 業者選びが重要
- 対応まで時間がかかることも
WordPressハッキングの復旧後に必ず行うべきセキュリティ対策
- 定期バックアップ
- データ消失に備え、週1回以上のバックアップを推奨
- WordPress本体・テーマ・プラグインのアップデート
- 常に最新バージョンを適用し脆弱性を防止
- アクセス制限
- 管理画面へのIP制限や二段階認証を設定
- 保守サービス活用
- 専門業者による定期的な監視や緊急対応サービスを利用し安心運用
WordPressハッキングの復旧のよくある質問(FAQ)
Q1: 復旧にかかる時間はどれくらいですか?
A: 被害の規模や症状によりますが、自力の場合は数時間〜数日、業者依頼では最短24時間以内に対応するケースもあります。
Q2: 追加料金が発生するケースはありますか?
A: 不正コードの範囲拡大や複雑な調査が必要な場合、作業時間の増加や追加のプラグイン導入などで追加料金が発生することがあります。
Q3: 再感染を防ぐにはどうしたら良いですか?
A: 定期的なバックアップ、WordPressやプラグインの最新化、強力なパスワード設定、セキュリティプラグインの導入が効果的です。
安心してWordPressを運用するためにまとめ
WordPressのハッキング被害は誰にでも起こり得るリスクです。
被害に気づいたら、まずは初動対応としてサイトのメンテナンスモード化やパスワード変更を行いましょう。
その後、自力での復旧か専門業者への依頼かを慎重に判断することが重要です。
- 自力対応・・・コストを抑えられますが時間や技術の面でハードルが高い
- 業者依頼・・・費用がかかるものの確実かつスピーディーな対応が可能
復旧後は以下の対策を徹底し、再発防止に努めましょう。
- 定期的なバックアップ
- WordPress本体やプラグインの最新化
- 管理画面のアクセス制限・二段階認証の導入
- セキュリティプラグインや保守サービスの活用
これらを実践し、安全なサイト運営を続けてください。
WordPressハッキングの復旧が自分できないときは

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