ゲーム実況系ユーチューバーは、今では子どもたちの憧れの職業だったりします。
最近は、スマホでも本格的なゲームを楽しめる時代ですから
- 「スマホゲームを実況したい!でもどうやって?」
- 「パソコンがないけどできるかな?」
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
スマホゲーム実況動画を配信するには
- 録画して投稿
- ライブ配信
の2種類があり、さらに
- スマホだけで、録画・編集・投稿
- パソコンにスマホ画面を映して、パソコン側で録画・編集・投稿
する方法があります。
質の良いゲーム実況動画を作れるのは
パソコンにスマホ画面を映して、パソコン側で録画・編集・投稿
する方法ですが、いろいろと機材を揃える必要があります。
「ゲーム実況がどんなものかサクッと気軽に試してみたい!」
という初心者は、まずはスマホだけでチャレンジしてみてもいいかもしれません。
そこで今回は
- 動画投稿の種類と必要なもの
- 録画の方法
- メリット・デメリット
- スマホでの録画・編集・投稿に適したアプリやサービス
などについて解説していこうと思います。
目次
スマホでゲーム実況で必要なものは?
動画配信方法には
- あらかじめ録画、編集した動画を投稿する方法
- ライブ配信(生放送)する方法
の2パターンあります。
ゲーム実況を録画配信する場合
ゲーム画面を録画して配信する場合、その録画方法は
- スマホ本体で録画する
- スマホ画面をパソコンに映してパソコン側で録画する
- ゲームアプリ内の録画機能を使う
と3つの方法がありますし、さらに、スマホ本体で録画する場合
- iPhone
- Android
では、やり方もかわってきます。
スマホ本体で録画する時に必要なもの
スマホで録画・編集・投稿する場合は、スマホ1台あればOK。
- iPhoneの場合
- 「iOS 11」以降使えるようになった「画面収録機能」を使用して録画することができます。
- Androidの場合
- 後ほど紹介しますが、スマホ画面を録画できるアプリを導入する必要があります。
パソコン側で録画する時に必要なもの
スマホとパソコンを繋いで、スマホゲームの画面をパソコンに映し、パソコン側で録画・編集する場合は、それなりに機材を揃える必要があります。
後ほど詳しく紹介しますが
- ミラーリングソフト
- キャプチャーボード
- キャプチャーソフト
- マイク
などです。
ゲームアプリ内の録画機能を使う時に必要なもの
対応しているゲームは少ないのですが、ゲームを録画できる機能を持つスマホゲームもあります。
この場合、特に必要な機材は必要ありません。
スマホだけで、ゲームをプレイしながら、自分の声を動画に入れることも可能ですし、録画した動画は共有・配信も可能です。
ゲーム実況をライブ配信(生放送)する場合
ライブ配信というと、YouTubeLiveやニコ生を思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、スマホゲーム画面の配信環境が整っていません。
そのため、スマホのゲーム画面をライブ配信できるアプリが必要です。
例えば
- Twitch(ツイッチ)
- TwitCasting(通称ツイキャス)
などが有名です。
スマホ画面でのライブ配信は要注意
スマホは個人情報の宝庫。
ライブ配信中に、通知が来るなど個人情報がスマホに表示されたら丸見えです。
あらかじめ
- 各種通知設定をオフにする
- おやすみモードに設定しておく
など、個人情報が画面に表示されないようにしておきましょう。
パソコンがなくてもゲーム実況できる
パソコンがなくてもスマホゲーム実況はできますが、本格的にゲーム実況をしていきたい人には、あまりオススメできない方法です。
機材を揃えなくてもよい
といったメリットはありますが
- スマホ本体に負荷がかかり、快適にゲームができない
- 録画が止まる、音が途切れるなどのトラブルが起きやすい
- 音質が落ちる
- 周囲の生活音、雑音を拾ってしまう
- ステータスバーが映ってしまう
- 凝った編集はしづらい
など、デメリットの方が多いからです。
そうはいっても
- 今すぐにパソコンを購入できない!
- ゲーム実況を試してからパソコンや機材の購入を検討したい!
- 本格的でなくていいから気軽に実況動画をアップしたい!
という人もいると思いますので、スマホ本体に録画する方法も紹介します。
ゲーム実況でiPhone本体に録画するには?
「iOS 11」以降使えるようになった「画面収録機能」を使用して録画することができます。
- コントロールセンターに「画面収録」を追加
- 画面収録ボタンを長押しで、録画メニューを表示
- マイクをONにすれば、自分の声を録音できる
- 録画データは、カメラロールに保存される
- YouTubeに投稿したい場合は、公式アプリから行う
ゲーム実況でAndroid本体に録画するには?
GooglePlayで「画面録画アプリ」をインストールすることで、スマホのゲーム画面の録画が可能になります。
無料で使用できる画面録画アプリ
- AZ スクリーン レコーダー
- Google Play ゲーム
- Mobizenスクリーンレコーダー
- Apowersoht
- Lollipop Screen Recorder など
スマホゲーム実況にオススメの方法は?
スマホゲーム実況にオススメの方法は、スマホとパソコンを繋ぎ、スマホでゲームをプレイし、パソコン側で録画・編集・投稿を行う方法です。
メリット
- スマホに負荷がかからない
- 快適にゲームができる
- 音質が良い
- 編集ソフトで思い通りの動画が作れる
デメリット
- パソコンや機材を揃える必要がある
- 接続や設定が面倒
スマホとパソコンを繋いでゲーム実況しよう
スマホ画面をパソコンで表示するには
- ミラーリング機能を使って映す方法(無線)
- キャプチャボードを使って映す方法(有線)
の2種類があります。
ミラーリング機能を使う方法(無線)
ミラーリング機能とは?
スマホの画面を、鏡のようにパソコンなどに映すことができる機能のこと。
スマホの音声も、パソコン側から出るようになります。
ミラーリング機能を使うメリット
- 無線接続なのでケーブルを用意する必要がない
- ワイヤレスなので快適にゲームができる
- 充電しながら使用できる
ミラーリング機能を使うデメリット
- Wi-Fi環境が必要
- 画像や音声に遅延が発生しやすい
ミラーリング機能を使う場合は、ミラーリングソフトをパソコンにダウンロードする方法が一般的です。
人気の無料ミラーリングソフト
- ApowerMirror
- LetsView
- LonelyScreen
ミラーリングの手順
- スマホとパソコンを同じWifiに繋ぐ
- パソコンに「ミラーリングソフト」をダウンロード&起動する
- 「ミラーリングソフト」にスマホの画面を映す
- スマホ側で接続するパソコンを選ぶ
録画するには?
ミラーリングソフトには、録画機能が搭載されていますが、機能はあまり多くありません。
仕上がりが気になる場合は、ゲーム用の録画ソフト(ゲームキャプチャーソフト)を使うことも検討してみましょう。
キャプチャボードを使う方法(有線)
キャプチャボードとは? パソコンに、PCゲーム以外のゲーム画面を出力できる機器のこと。
スマホとパソコンを有線で繋ぐ方法です。
メリット
- インターネット環境に左右されず安定画像や音声のズレが少ない
- スマホのバッテリー消耗を抑えられる
デメリット
- 機材が必要・・・キャプチャボード・USBケーブル・変換アダプタ・マイク
- キャプチャボードは、音の遅延が起こる
- 有線なので、ゲーム操作がしづらいこともある
- 充電しながらゲームができない
接続の手順
- パソコンとキャプチャボードをUSBで接続する
- スマホに変換アダプタを接続する
- 変換アダプタとキャプチャボードをHDMIケーブルで接続する
変換アダプタは、スマホ端末とキャプチャボードをHDMI接続するために必要です。
- iPhoneの場合・・・Lightning Digital AVアダプタ
- Androidの場合・・・SlimPort-HDMI変換アダプタ
録画するには?
パソコンにスマホのゲーム画面を映すには、キャプチャボードを経由してパソコンとスマホを繋いだ後に「キャプチャーソフト」を起動する必要があります。
キャプチャーソフトは、メーカーの公式サイトからダウンロードできます。
スマホゲーム実況にマイクは必要?
ゲーム実況といえば、ゲーム実況者のおしゃべりが魅力のひとつですから、マイクは必須です。
PC用マイクかコンデンサーマイクを用意しましょう。
マイクの選び方
マイクは値段もピンキリ、使用する時の環境や、使い方によって同じマイクを使用しても人によって大きく意見が分かれます。
ただ、あまりに安いものは、音質が悪かったりノイズが酷いので、避けた方がいいでしょう。
スマホゲーム実況に必要なもの機材・初心者にオススメの方法まとめ
スマホゲーム実況するためには、
- 録画配信にするか
- ライブ配信にするか
- スマホ1台で配信するか
- パソコンに繋いで配信するか
そしてパソコンにスマホのゲーム画面を映すのに
- 無線接続するか
- 有線接続するか
で、必要な機材も、やり方も変わってきます。
Wi-Fi環境が整っている初心者には
お金がかからない「ミラーリング機能を使った無線接続」がオススメ
ですが、最も安定しストレスフリーでゲーム実況できるのは
「キャプチャボードを使った有線接続」
です。ただ
- とりあえずゲーム実況がどんなものか体験してみたい
- 動画配信に慣れておきたい初心者
は、スマホ1台から始めて、少しずつ機材を揃えながらステップアップしていく方法もオススメですよ。