ある日突然、
- 自社サイトに見覚えのない文章やリンクが表示されている
- 検索結果に怪しいタイトルや説明文が出てきた
それは、ホームページ改ざん(書き換え)被害の可能性があります。
ホームページの書き換え被害は、見た目が少し変わるだけのトラブルではありません。
- 不正広告の掲載
- マルウェア配布
- 個人情報流出
- 会社や店舗の信用失墜・売上減少
- 損害賠償問題
へと発展するケースも少なくないのが現実です。
さらに厄介なのが、サイトを元に戻したあとも検索結果だけが汚染されたまま残り続けるという問題です。
この記事では、ホームページが書き換えられた場合に起こる具体的な被害から、
損害賠償の考え方、検索結果汚染の仕組みと影響を初心者にも分かるように解説します。
目次
ホームページが書き換えられる(改ざん)とは?
ホームページが書き換えられる(改ざんされる)とは、
第三者が不正にサイトへ侵入し、運営者の許可なく内容を書き換える行為を指します。
代表的な例としては、以下のような被害があります。
- 覚えのない文章やリンクが勝手に追加される
- アダルト・ギャンブル・海外サイトへのリンクが埋め込まれる
- 検索結果のタイトルや説明文だけが不正な内容に変わる
- ウイルスやマルウェアを配布するサイトに改変される
重要なのは、必ずしもトップページの見た目が大きく変わるとは限らないという点です。
管理画面にログインしても異常に気づかず、検索エンジンや訪問者から先に発見されるケースも少なくありません。
「改ざん」と「乗っ取り」の違い
「改ざん」と「乗っ取り」は混同されがちですが、意味は異なります。
- サイトの一部ファイルやデータが不正に書き換えられる状態
- 管理画面にログインできる場合も多い
- 運営者が気づかないまま被害が拡大しやすい
- 管理者アカウント自体を奪われる状態
- パスワードを変更され、ログインできなくなる
- サイト全体を完全に支配されるリスクが高い
実際の被害では、「改ざんから始まり、最終的に乗っ取られる」というケースも多く、初期対応が遅れるほど被害は深刻化します。
どんなサイトが狙われやすいのか
ホームページ改ざんは、有名企業や大規模サイトだけが狙われるわけではありません。
特に狙われやすいのは、次のようなサイトです。
- 更新が長期間止まっているサイト
- セキュリティ対策をしていないサイト
- 管理者が1人で運営している個人・小規模サイト
- お問い合わせフォームやログイン機能があるサイト
攻撃者の多くは、「価値の高いサイト」ではなく「侵入しやすいサイト」を自動ツールで探しています。
そのため、「うちは小さなサイトだから大丈夫」という考えは非常に危険です。
WordPressが特に標的にされホームページが書換られる理由
WordPressは世界中で利用されているCMSであり、日本国内でも多くの企業・店舗・個人サイトが使用しています。
その結果、攻撃者にとって最も“効率が良い標的”になっています。
- 利用者が多く、攻撃手法が確立されている
- 古いプラグイン・テーマが放置されやすい
- 初期設定のまま運用されているケースが多い
- 管理者のセキュリティ意識に差がある
特に多いのが、「不要になったプラグイン」「更新されていないテーマ」を狙った侵入です。
これらの脆弱性を突かれると、
管理画面にログインしなくてもファイルを書き換えられることがあります。
WordPressは正しく運用すれば安全性の高いCMSですが、放置=リスクの蓄積という点を理解しておく必要があります。
ホームページが書き換えられた直後に起きる被害
ホームページが書き換えられた直後、多くの運営者が最初に思うのは「少し表示が変わっただけでは?」という疑問です。
しかし実際には、目に見える変化は“被害の一部”にすぎません。
水面下では、検索エンジン・訪問者・サーバーに対して深刻な悪影響が同時進行で発生しているケースがほとんどです。
見た目が変わるだけでは済まない理由
改ざん被害の多くは、運営者が気づきにくい形で行われます。
例えば、
- 管理画面では正常に見える
- 特定のページだけが書き換えられている
- 検索エンジンにだけ不正内容を見せている
といった手法が使われます。
そのため、「トップページは問題なさそうだから大丈夫」と判断してしまい、
被害が長期間放置されることが少なくありません。
放置された改ざんは、検索エンジンからの評価低下や訪問者への被害拡大につながり、後から取り返しのつかない状況になる可能性があります。
ホームページが書き換えられると不正広告・アダルト・海外サイトへの誘導
最も多い改ざん被害のひとつが、不正広告やアダルト・海外サイトへの誘導リンクの埋め込みです。
具体的には、
- 見えない場所に大量の不正リンクが追加される
- 検索結果の説明文だけがアダルト表現に変わる
- 特定の国や条件の訪問者だけが別サイトへ転送される
といった形で悪用されます。
この状態になると、
- サイトの信頼性が大きく低下する
- 検索結果からのクリック率が激減する
- ブランドイメージに深刻なダメージを受ける
など、長期的な悪影響が発生します。
マルウェア配布サイトにされる危険性
改ざん被害が進行すると、ウイルスやマルウェアを配布する中継サイトとして悪用されるケースもあります。
この場合、訪問者は、
- ページを開いただけで警告が表示される
- 知らないうちに不正なファイルをダウンロードさせられる
といった被害に遭う可能性があります。
Googleなどの検索エンジンは、こうしたサイトを検知すると、「このサイトは危険な可能性があります」という強い警告を検索結果に表示します。
一度この状態になると、復旧しても警告がすぐに消えないことがあり、集客・信用の回復に大きな時間がかかります。
ホームページが書き換えられると問い合わせフォーム・個人情報流出のリスク
ホームページの書き換え被害で、
特に注意すべきなのがお問い合わせフォームや入力情報の盗難です。
攻撃者は、
- フォーム送信内容を別サーバーに転送する
- メールアドレスや電話番号を抜き取る
- 管理者のログイン情報を盗む
といった仕組みを、目に見えない形で埋め込むことがあります。
もし個人情報が流出した場合、運営者には利用者への説明責任、
場合によっては損害賠償責任が発生する可能性もあります。
つまり、ホームページの改ざんは「サイトの問題」ではなく「利用者を巻き込む問題」へと発展する危険性があるのです。
実際に発生するビジネス上の深刻な被害
ホームページが書き換えられると、技術的な問題だけでなく、ビジネスそのものに直接的なダメージが発生します。
特に企業サイトや店舗サイトの場合、被害は「気づいた時点」ではなく、改ざんされた瞬間からすでに始まっていると考えるべきです。
会社・店舗の信用失墜
改ざんされたホームページを訪れたユーザーは、事情を知らずに「この会社は大丈夫なのか?」と感じます。
- 不正広告が表示されている
- 怪しい海外サイトへ飛ばされる
- ブラウザに警告が出る
こうした状況を目にすれば、信頼を失うのは一瞬です。
特に初めて訪れた見込み客にとっては、改ざん=管理がずさんな会社という印象を与えてしまい、そのまま競合サイトへ離脱する可能性が高くなります。
顧客・取引先からのクレーム
ホームページ改ざんは、クレームという形で表面化することも多くあります。
例えば、
- 「このサイト、ウイルスが出ると表示された」
- 「変な広告が出ているが大丈夫か」
- 「問い合わせを送ったが不安になった」
といった連絡が、顧客や取引先から入るケースです。
この段階になると、すでに信用問題に発展している状態であり、説明や謝罪対応に多くの時間と労力を取られます。
売上減少・機会損失の具体例
検索順位が下がりアクセスが減少する、広告やフォーム経由の問い合わせが止まる、サイトを一時停止せざるを得なくなるなど、直接的な売上減少にもつながります。
特に、
- 集客をホームページに依存している
- 広告費をかけている
- 問い合わせが売上に直結している
といったビジネスでは、1日〜数日の停止でも大きな損失になることがあります。
復旧にかかる時間と費用の現実
ホームページ改ざんの復旧は、「元に戻せば終わり」ではありません。
実際には、
- 改ざん原因の特定
- 不正ファイルの除去
- 再発防止対策
- 検索エンジンへの再審査依頼
といった作業が必要になります。
自力で対応できない場合、専門業者に依頼することになり、数万円〜数十万円の費用、数日〜数週間の対応期間がかかることも珍しくありません。
さらに、失った信用や検索順位は、お金をかけてもすぐには戻らないという点が最大の問題です。
ホームページ改ざんによる損害賠償は発生する?
ホームページが書き換えられた場合、多くの運営者が不安に感じるのが「自分に損害賠償責任は発生するのか?」という点です。
結論から言うと、改ざんされた=必ず損害賠償が発生する、というわけではありません。
しかし、状況によっては運営者側の責任が問われるケースもあります。
損害賠償が発生するケース・しないケース
損害賠償が発生するかどうかは、被害の内容と運営者の管理状況によって判断されます。
- 個人情報が流出し、利用者に実害が出た
- 危険なサイトへ誘導し、被害を拡大させた
- セキュリティ対策を長期間怠っていた
- 改ざんにすぐ気づき、迅速に対応した
- 被害が限定的で、実害が確認されていない
- 一定のセキュリティ対策を講じていた
つまり、「被害が起きたこと」よりも「どう管理し、どう対応したか」が重要視されます。
個人情報が漏洩した場合の法的責任
お問い合わせフォームや会員情報など、個人情報が流出した場合は注意が必要です。
日本では、個人情報保護法に基づき、
- 適切な安全管理措置を講じていたか
- 被害拡大を防ぐ対応を行ったか
が問われます。
対策を怠っていたと判断されると、損害賠償請求や行政指導の対象になる可能性もあります。
取引先・顧客から訴えられる可能性
改ざん被害が原因で、
- 取引先に迷惑がかかった
- 顧客がウイルス被害に遭った
といった場合、民事上の責任を問われる可能性もゼロではありません。
特にBtoBサイトや、業務上重要な役割を持つサイトでは、管理責任が厳しく見られる傾向があります。
管理責任を問われる具体的な条件
管理責任が問われやすいのは、次のような状態です。
- WordPressやプラグインを長期間放置していた
- 初期パスワードのまま運用していた
- 不正アクセスの兆候を無視していた
逆に言えば、基本的な対策をしていたことを説明できれば、責任が軽減される可能性もあります。
日頃から、
- 更新履歴を残す
- バックアップを取る
- セキュリティ対策を実施する
ことが、「もしも」の際の自分を守る証拠になります。
WordPressホームページの改ざん被害で検索結果はどうなる?
ホームページが書き換えられた場合、
多くの運営者が見落としがちなのが「検索結果そのものが汚染される」という問題です。
サイトを元に戻しても、検索結果だけが異常なまま残り続けるケースは珍しくありません。
検索結果に不正タイトル・不正説明文が表示される仕組み

攻撃者は、検索エンジン向けの情報だけを書き換えるSEOスパム型改ざんを行うことがあります。
具体的には、
- <title>や <meta description> を不正に変更
- 検索エンジン用の隠しページを大量生成
- 検索ロボットにだけ不正内容を見せる
といった手法です。
その結果、
- 検索結果にアダルト・ギャンブル文言が表示される
- 日本語サイトなのに海外向けキーワードが出る
- 意図しない商品名やサービス名で表示される
といった異常な検索結果が発生します。
意図しないキーワードで検索表示される現象
検索結果汚染が起きると、本来狙っていないキーワードでサイトが表示されるようになります。
- 「薬」「サプリ」「カジノ」などの海外向けワード
- 自社と無関係な商品名・サービス名
- アダルト・違法性のある表現
こうした表示は、クリック率を大きく下げるだけでなく、検索エンジンからの評価低下につながります。
また、社名やブランド名で検索した際に不正な説明文が表示されると、信頼回復が非常に難しくなる点も大きな問題です。
Googleに「危険なサイト」と表示されるリスク
改ざんがマルウェア配布や不正リダイレクトに関係している場合、Googleは検索結果に強い警告表示を出すことがあります。
- 「このサイトは危険な可能性があります」
- 「アクセスするとパソコンに損害を与える可能性があります」
といった表示です。
この警告が出ると、
- 検索結果からほとんどクリックされなくなる
- 広告出稿が停止されることがある
- 社内・取引先からの信用も低下する
など、ビジネスへの影響は非常に深刻です。
検索結果汚染が長期化する理由
検索結果汚染が厄介なのは、サイトを修復してもすぐには元に戻らない点です。
理由としては、
- 検索エンジンの再クロールに時間がかかる
- キャッシュ・インデックスが残り続ける
- 手動対策(ペナルティ)が適用されることがある
といった要因があります。
そのため、「直したのに検索結果がおかしい」という状態が数週間〜数か月続くこともあります。
検索結果汚染は、改ざん被害の中でも最も長期的なダメージを残す問題だといえるでしょう。
ホームページ改ざん後の検索順位・SEOへの長期的な悪影響
ホームページの改ざん被害は、一時的なトラブルで終わらず、検索順位やSEO評価に長期的な影響を残すことがあります。
多くの運営者が「サイトは直したのに、なぜ順位が戻らないのか」と悩む理由は、検索エンジンがサイト全体の信頼性を評価しているためです。
検索順位が急落する仕組み
改ざんが検知されると、検索エンジンは「安全ではない可能性があるサイト」として評価を下げます。
その結果、特定ページだけでなくサイト全体の順位が下落するという現象が起きます。
特にSEOスパム型の改ざんでは、検索品質を著しく損なう行為と判断され、大きな順位変動が発生しやすくなります。
インデックス削除・手動ペナルティの可能性
被害内容が深刻な場合、検索エンジンによっては、
- ページ単位でインデックスから削除
- サイト全体が検索結果に出なくなる
といった措置が取られることもあります。
また、Googleの手動対策(手動ペナルティ)が適用されると、復旧後に再審査を申請するまで順位が回復しないケースもあります。
復旧後も順位が戻らないケースとは
サイトを修復し、再発防止対策を行っても、順位が元に戻らないことがあります。
- 改ざん期間が長かった
- 大量の不正ページがインデックスされていた
- 外部サイトからの評価が下がった
検索エンジンは、「過去に安全性の問題があったサイト」という履歴も含めて評価するため、回復には時間がかかります。
ブランド名検索へのダメージ
特に深刻なのが、社名・サービス名で検索したときの影響です。
- 検索結果に不正な説明文が残る
- サジェスト(関連キーワード)が汚染される
- ネガティブな印象が固定化される
こうした状態は、新規顧客だけでなく、既存顧客・取引先の信頼低下にもつながります。
SEO被害は、アクセス数の問題にとどまらず、ブランド価値そのものを傷つけるという点を理解しておく必要があります。
ホームページ改ざんチェック表(セルフ診断用)
以下は、ホームページが改ざんされていないかを確認するためのチェック表です。
1つでも異常があれば、早急な対応が必要です。
| チェック項目 | 確認内容 | 異常の目安 | 異常があった場合の対応 |
|---|---|---|---|
| トップページの表示 | 見覚えのない文章・リンクがないか | 不審な広告・外国語・アダルト表現 | 改ざんの可能性あり。次の項目も継続確認 |
| 下層ページの内容 | 普段見ないページに異常がないか | 特定ページだけ内容が違う | 部分的な改ざんの疑いが高い |
| スマホ表示 | PCとスマホで表示が同じか | スマホだけ別サイトに遷移 | SEOスパム型改ざんの可能性 |
| 検索結果のタイトル | Google検索結果の表示内容 | 意図しないタイトルが表示される | 検索結果汚染の可能性あり |
| 検索結果の説明文 | meta descriptionの内容 | アダルト・海外ワードが含まれる | Search Consoleを確認 |
| 意図しない検索表示 | 狙っていないキーワードで表示されていないか | 自社と無関係な単語で表示 | 隠しページ生成の疑い |
| ブラウザ警告 | Chromeなどの警告表示 | 「このサイトは危険」表示 | 緊急対応レベル。即対処 |
| Search Console通知 | セキュリティ関連の警告 | マルウェア・不正検出 | 放置せず即対応 |
| お問い合わせフォーム | 正常に送信できるか | 送信後の挙動が不自然 | 個人情報漏洩リスクあり |
| サイト表示速度 | 表示が極端に遅くないか | 急激な速度低下 | 不正スクリプトの疑い |
| 不審なリダイレクト | 勝手に別サイトへ移動しないか | 国・端末限定で発生 | 高確率で改ざん |
| サーバーログ | アクセス・エラーログ | 海外IPからの大量アクセス | 不正侵入の痕跡 |
| ファイル更新日時 | 最近の更新履歴 | 覚えのない深夜更新 | ファイル改ざんの疑い |
| プラグイン状態 | 更新・使用状況 | 未使用・古いまま | 侵入口になりやすい |
| 管理画面ログイン | ログイン履歴 | 不審なログイン記録 | 乗っ取り前兆の可能性 |
ホームページ改ざんは早期発見と初動対応がすべて
ホームページの書き換え(改ざん)被害は、見た目が少し変わるだけの問題ではなく、
- 信用低下
- 売上減少
- 検索順位下落
- 損害賠償リスク
へと発展する可能性があります。
特に検索結果汚染は、サイトを復旧しても長期間影響が残る厄介な問題です。
重要なのは、被害に早く気づき、正しい初動対応を行うこと。
日頃からセキュリティ対策と定期チェックを行うことで、リスクは大きく減らせます。
「うちは大丈夫」と思わず、今すぐ自分のサイトの状態を確認しておきましょう。
ホームページ改ざんやWordpress書換えされた場合は

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